私も昔は財布の中に500円硬貨を見つけると貯金箱に入れて貯金をしていた時期がありました。
貯金箱に硬貨が貯まっていくと視覚的な効果もあり”貯金をしている感”があり、当時はそれでよかったのかも知れませんが今考えると非常にもったいないと思います。
タンス預金も同じですが、500円硬貨貯金には利息が付きません。
デフレの状況であれば利息が付かなくとも500円の価値は徐々に上がっていくので、利息が付かなくともそれ程問題ではなかったのかもしれません。しかしながら、インフレの状況になればインフレ率以上の利息が付かないのであれば500円の価値は段々と下がっていくことになります。
今後インフレの懸念があるなかでは、すぐに使わないと考えられる”500円硬貨貯金”は「確定拠出年金」や「NISA、積立NISA」などに充当した方が有用です。
すでに「確定拠出年金」や「NISA、積立NISA」の運用を開始しているのであれば、500円硬貨貯金をしようとしていた額を増額するだけです。
まだ開始していないのであれば、貯金箱を買ったつもりで「確定拠出年金」や「NISA、積立NISA」の口座開設と運用を開始しましょう。手続きにそれなりに手間はかかりますが、貯金箱と違って基本無料です。
最近は銀行本支店ATM以外では硬貨の入金を受け付けていなかったり、銀行本支店の窓口やATMでも一定枚数以上の硬貨入金には手数料が必要になってきたりしています。
クレジットカードや各種ポイント決済、QR決済がどんどん普及してきているため、将来的には硬貨の流通量は劇的に下がっていくのではないかと考えています。
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