金利が高い時代(5〜7%)には財形貯蓄制度(勤労者財産形成促進制度)は便利な制度でしたが、金利の低くなった(1%未満)近年では得られる効果が小さくなってきています。
金利が低いために複利の効果が充分ではなく単利のものとして考えた方が良いでしょう。
デメリットとしては資産が一定期間拘束されることですが、会社からの財形奨励金(3〜7%)が期待できる(会社にこの制度がなければやる必要なし)のであれば、銀行預金から得られる金利に比べれば格段に高い金利に相当するため活用する価値があるといえます。また、給与から天引きされるため積み立て易く、解約手続きが面倒なので逆に継続しやすいことがあります。
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